真空管を用いた最初のコンピュータは1946年に弾道計算目的で開発されました。
その後、トランジスタが開発され、集積回路(IC)が開発されコンピュータは小型高性能化が進みました。
マイコン(マイクロコントローラ)は、1971年インテル(アメリカ)とビジコン(日本)が電卓用に開発されたのが最初です。
当初は CPU+ROM+RAM+I/O という4個のICで構成されていたマイコンですが、汎用化と高機能化が進み、今では1個のICになっています。
4ビット(Intel 4004)だったマイコンも8ビット(Z80)が出て16ビット、32ビット(*1)と処理能力は高まっています。
マイコンはプログラム(ソフトウェア)を書込むことができ、書込まれたマイコンは電源を与えるだけでプログラムに従い、デジタル入力、デジタル出力、計算、通信など様々なことが行える大した奴なのです。
※1:nビットマイコンのnは、マイコン内部で処理できるデータ幅を指します。例えば4ビットは2+3のように1桁でしか扱えなかったものが8ビットになると12+34のように2桁になりってな感じです。