数年前から話題になっているAR(拡張現実感:Augmented Reality)のソフト作成のためEPSONのスマートグラス BT-200を使ってみました。
ARはスマホ等でカメラ画像にリアルタイムでCG(コンピューターグラフィック)画像を合成する技術です。
生のカメラ画像にCGを合成することでより多くの情報を付加できます。
ARにはロケーションベース(GPSなどから現在位置や方向)を利用した使い方や、ビジョンベース(画像認識・空間認識などの技術応用)で直接目の前の環境を認識・解析することで情報提示を行う使い方があります。
前者は位置や方位情報から周辺の情報表示を合成表示する使い方で、そこにある建物やお店の案内などの情報提供に応用できます。
後者は予め登録されたパターンなどを認識し、それに紐づけられた情報を合成表示するといった使い方です。オービィ横浜のアニマルセルフィーなども顔認識を用いたビジョンベースのARですね。
スマホのGPU(Graphics Processing Unit/画像処理装置)の性能が向上し、アプリさえあれば手軽に3Dが楽しめる時代になりましたね。
ARの根っこにある単眼カメラで距離深度を求める技術は、ほんと凄いなぁーと思います。片目で周囲の距離を測り、貼り付いたように違和感なくCG合成するのですから大した技術だと思います。
ARの親戚みたいなものでVR(仮想現実:Virtual Reality)があります。
ことしはVR元年と言われており、年末にはPlayStation VR が発売される予定で楽しみです♪