S-Cube主催で3月4日に行われたエサキさん(情熱の学校)のセミナーを受講しました。
エサキさんのセミナーはこれが二回目。前回は「中小企業のための情熱のブランディングセミナー」これを受講して会社ロゴとコーポレーとカラーを決めることができました。
今回は「営業が苦手!」そんな人の為のプレゼンテーションセミナーです。
プレゼンは営業アイテムへの想い(精神論)を形式化(コンセプト化)することでしやすくなる。
★プレゼンテーション = コミュニケーション × 説得(Yesを引出す)
※営業アイテムに対する納得と共感が満たされたとき、人は説得される。
■題材
今回は某ハンコ屋さんの実際の営業トークを題材に問題点抽出と改善案という形で行われました。
・インターネット販売で丁寧さ・速さ・安さが売り。
・創業時に必要な印鑑類のセット販売
・ハンコ屋の社長は行政書士の資格を持っています。
■問題点
・物を物として売りに行ってる。
・機能的価値(速さ・安さ)を強調し過ぎ。
・付加価値アピールが弱い。
■課題点
・付加価値を売りとし「必要だ!」と思わせる。
■思考
・アントレプレナー(*1)が抱える創業時の不安払拭(それがニーズ)
・行政書士ノウハウを活かして問題解決(それがプロデュース(*2))
■導き出されたプレゼンコンセプト
「御社の明日に、太鼓判」ニッポンのアントレプレナーが抱える創業時の不安を、自信・確信・躍進にかえる、しるしプロデュース
*1:アントレプレナー:起業家のこと
*2:プロデュース:日本では様々な方法を用いて目的物の価値を上げること
※セミナーのレジメより抜粋
【感想】
「物を物として売る」当たり前のことですが、対面営業の場合、自分を売る、自分が扱う商品だから買って頂ける。そんな思考が必要なのだと思いました。
あの会社、あの人から買いたい、それは安心感なのかもしれません。しかしブランドとはそういうことだと思います。
私はマイコンのソフト屋で、形のある物を営業しているわけではありません。
お客様のニーズを把握して、解決策を提案し、一緒になって解決していく仕事です。
次回3月18日(土)に私も模擬プレゼンを受講者の前で行わなければなりませんが、これを機会に自社の売りをプレゼンできるように形式化を図りたいと考えています。
組織の中にいるわけではないので「営業はようやらん!」とか言い訳がましいことを言っても仕方ありませんし、僕だからできる事がきっとあると信じています。
エサキさんは「ブランドコンセプト」の作り方を公開しています。
普通に考えればビジネスネタのはずですが起業家・中小企業の学校でありたいという大義を持っておられるからだと思いました。
「情熱の学校」最初は暑苦しそうな名前やなと思っていましたが、エサキさんの根幹にあるキーワードなんやなと今では受け入れられるようになりました。
カッコをつけてもいいから自社の大義を持つ、それは有意義でブランドコンセプトにつながるものと思えます。