AR(Augmented Reality)は、拡張現実感といってリアル画像にCGで付加情報を合成する技術です。
ARは、なにか対象を認識することで現実画像に情報付加を行いますが、そのなにかは3つに分類されるかと思います。
1.位置情報によるAR
GPSなどから取得可能な位置情報を利用して情報提示を行います。
観光地やテーマパーク、あるいはお店の情報をその場に行くだけでリアル画像に合成できるのですから便利です。
カメラで周辺を見回すだけでその店のメニューやサービスなどの情報がわかればとてもいいですね♪
2.画像情報によるAR
画像認識・空間認識などの技術を応用して直接目の前にある環境を認識・解析することで情報提示を行います。
QRコードなどのバーコードは、一般的に手元で読み取りますが、ARだと離れたところからでもID(識別子)を読取れて便利そうですね。
ARのマーカーとして、商品画像や展示物画像を登録しておけば、カメラで見るだけでいろんな情報がわかってとても便利そうです。
3.状況情報によるAR
加速、臭い、温度、時間などその場の状況を付加して情報提示を行います。
VR(バーチャル・リアリティ)が持て囃されたきた昨今ですが、
インバウンドで来日された外国人旅行者の方々にも現地ならではの有用な情報提供ができそうですから、ARはまだまだ利用価値の宝庫です。